内容証明の効果・メリット・デメリット
内容証明郵便の効果・効力-返金請求編
内容証明郵便とは、「書いた手紙の内容と出した日」を証明することができ、配達証明を付けることで、相手がきちんと受け取ったか、受け取ったのであれば、受け取った日付を証明できるサービスです。
内容証明自体に法的拘束力があるものではありませんが、トラブルの解決手段として利用されています。
それは、証拠を確保するために非常に有効で、法的措置をとる前にはかかせないのと、心理的圧迫効果を狙える点にあります。
証拠
相手側に意思を伝えたという証拠になりますので、後々、裁判に発展した際の重要な証拠となります。
心理的圧迫
内容証明郵便の知識を知らない方が形式的な文章を見ることで、心理的に動揺させることができ、このことで、今まで何の連絡も無かったのに連絡をしてきたり、要求に応じるといったことが起こる場合もあります。
利用した方が良い場合・しない方が良い場合
いくら内容証明自体に法的な効力が無いとはいえ、積極的に利用した方が良い場合や利用しない方が良い場合があると思います。
例えば、トラブルが解決した後もその人と親しく付き合っていきたいときは、宣戦布告を意味する内容証明郵便を出すことは得策とはいえません。何度か話し合いの場を持ち、それでも解決が見込めないのであれば内容証明郵便を考えるといった、段階を踏んでからが良いのかと思われます。
また、相手に対して落ち度があるときも要注意です。内容証明郵便は自分にとってはもちろんそうですが、相手方にとっても証拠になります。
その他、相手に誠意がある場合も内容証明を出されると相手は不快に思い、歩み寄っていたものが遠ざかるなんとこともあります。(誠意の見極め自体、難しいですが)
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